2016
08.22

会計事務所の存在意義とは

渡辺勇教

僕は公認会計士/税理士として『かぜよみ会計事務所』という名前で約2年間、事務所運営をしてきました。

僕の前職は、監査法人トーマツという会社でした。ここでは、売上規模数千億円~数億円の会社を中心に監査、という仕事に従事していました。

監査では、主に次の2つのことを行ってきました。

①会社が集計した売上や経費の金額が正しいのかのチェック。

②会社の請求書発行や経費決済、財産の管理方法等の業務フローが効果的・効率的かのチェック。

要は監査はチェックです。クライアントがしっかりと数字を集計する体制が出来上がっているのか、そして数字が正しいのかをそれぞれチェックをすることでした。

チェックをするためには、「どうあるべきなのか」を理解している必要があります。「どうあるべきか」を理解するためには、

クライアントの現状をふかん的に捉え、事実を淡々と整理する能力が何よりも重要でした(感情もある程度は大切なのですがそれよりも、事実がどこにあるのか、が重要でした)。

僕は監査法人トーマツで、事実をとらえ、どうあるべきかをひたすらに考えてきました。

それを上場しているような大企業だけではなく、中小企業にも展開ができないのか、と考えてきました。

そこで立ち上げたのが『かぜよみ会計事務所』でした。

 

かぜよみ会計事務所では、以下に効率的に数字を集計し月次決算を行うか、また数字を集計する観点で他の日常業務を同時進行できないのかと考えてきました。例えば売掛金の回収チェックなど。

そのためにクラウド会計ソフトがとても有意義なツールでした。

かぜよみ会計事務所で言われて驚いたことベスト3

第1位 試算表が見たい時にみれるのがうれしい。会計事務所に依頼しなくても試算表が出てくるのが素晴らしい

第2位 以前の会計事務所の方は、数字を読み上げるだけで、将来の話をしてくれなかった。将来を一緒に考えてもらえることがうれしい。

第3位 業務の流れを見直す、という視点が今までなく、これを提案してもらえることがとてもうれしい

今までの会計事務所がこれらをできていなかったのかと思うととても衝撃的でした。

 

次のステップへ進むため、かぜよみ会計事務所を閉め、スピリタス会計事務所の始動です。

会計事務所の存在意義、それは決算書・確定申告書をただ作るのではなく、作ることで将来をクライアントと考えること、そして業務の効率化を提案し続けることにあると思います。

進めていきます。

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渡辺 勇教

渡辺 勇教

立命館大学経営学部。公認会計士/税理士。 有限責任監査法人トーマツに約7年間勤務し、その後かぜよみ会計事務所を設立。約2年間、会計ソフトfreeeの導入支援/事業計画の作成支援/業務改善コンサルティング法人・個人の確定申告を中心に事務所を運営する。 その後、縁あってスピリタスコンサルティング代表野原と知り合い、意気投合。事業拡大を見据え、グループ会社への参画を決定する。
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