06.17
Smartphone Zombie
「スマートフォンゾンビ」
いわゆる「歩きスマホ」のことを欧米ではこう呼んでいるらしい。
虚ろな目で下を向いてフラフラ歩いている姿が
ゾンビに見えるからという理由であるが、響きが少しかっこいい。
危険な歩きスマホは世界的にも社会問題になっていて、様々な対応策が考えられているようだ。
スマホのリアカメラが危険を察知するとアラートが鳴るアプリがあったり、
中国では歩きスマホ専用の道路が用意されるなど、
発想の盲点を突く斬新なアイデアがある。
たしかに、新しいテクノロジーには新しいリスクが付き物であろうから
単に「歩きスマホやめましょう!」と声を上げるだけよりは、合理的なのかもしれない。
(ちなみに僕は歩きスマホをするとき、たまに顔を上げて「ちゃんと周り見てますよ」という周囲への姑息なアピールをしています)
ところで、いつもIT活用を推奨しておきながら矛盾するかもしれないが、
スマホの利用時間の多さや、機能への頼りすぎには、リスクがあると思っている。
すぐに答えの出るネット検索や、
情報過多による取捨選択難によって、
自ら考えるチカラが退化してしまうような気がするのだ。
瞬時に答えにたどり着く効率性のおかげで、
答えを求めるまでのプロセスである「考えてみること」が抜けてしまっているからだ。
そんな意味で、歩きながらネット検索する場合は
思考の退化に繋がっている気がしてならない。
スタンフォード大学の教授らの研究によると、
座っている時に比べて、歩行時のほうが
創造性や創造力などに必要なクリエイティブな能力が60%増で働くという。
つまり、歩きスマホは「損」なのだ。
そして、歩きシンクは「得」なのだ。
スマホの使い方に気を付けなければ、
危うく思考ゾンビにされるところである。
歩いている時こそ、
チャンスということ。
そう考えると、歩く時間を増やすことは有意義なのかもしれない。
澤田 知明
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