2013
07.21

改革より、まず、改善ではないか。

代表

先日、顧問先企業の「経営計画策定合宿」に参加した。

 

場所は、軽井沢の山荘。

この夏の猛暑が嘘であるかのように、清々しい気温で、森の匂いに包まれる最高の場所。

 

日頃、微塵たりとも思うこともない、「別荘欲しいな」という気持ちもちょっとだけ生まれたが、

「別荘と○○は、買わないほうがいい。」というカリスマ経営者の言葉を思い出し、

踏みとどまってみたりする。

 

今回の合宿の目的は、

「(顧問先企業の)今後の経営をどのようにしていくか。」

 

この一点である。

 

「細かな過去データを元に、現状をしっかりと分析し、

 ”数値”と”行動”の両面から、経営計画を立てていく。」

 

とても当たり前のことなのだけど、

コンサルティングの現場で、常に言い続けている言葉だ。

 

ただ、将来計画というと、すぐに、「改革」を論じたくなるものだ。

 

しかし、本当に、その改革は実行可能なのか?

改革の前にやるべきことはないのか?

(実際、年商1億円の会社が、年商30億円規模の会社の経営テーマを真剣に論じている場面も多い。。。)

 

この合宿は、学ぶことが多く、

自分自身にとっても、とても有意義な時間だった。

 

もうちょっと、補足してみる。

 

次の経営ステージに行くとき、

「まだ手がけていない新しいことは何か?」「さらに効果を生み出すために何が必要か?」を考えたくなる。

特に、経営者であると、この傾向が強い。(まさに、自分もこのタイプ・・・)

 

しかし、次のステージに行く時、きまって障害が立ちはだかる。

 

本当の意味で障害となるのは、

次のステージに必要な「知識や経験」ではなく、「時間」であることが多いのだ。

 

いま、どんなことに、時間を使っているのか。

 

まずは、これを突き詰めて、考えるべきではないか。

これが、本当の意味での改革のスタートではないか。

 

「知っている。」と「できる。」は大違いなのだ。

 

いまやるべきことなのに、できていないことはないか。

とりこぼしていることはないか。

本当にそこに時間を費やすべきか。

せっかく費やした時間をしっかりと未来につなげられているか。

 

足下がおぼつかないこと、結構たくさんある。

 

ここに気付くことができるのは、「表層的な絵に描いた餅」の議論ではなく、

「誰が、何を、いつまでに実行する」という具体的な行動面での議論ができた証拠だ。

 

ひとつひとつの解決は、本当に”小さな工夫”である。

これを”改善”と呼ぶことにしよう。

 

実際のところ、この”改善”を積み上げたら、かなりのボリュームになった。

金額に変換したら、想定以上の大きな金額になった。

これを実現して、足場がさらに固まったら、次のステージにも展開しやすい。

 

あとはやるしかない!とことん実行していこうぜ!

 

実際のところ、”改革”は大きな効果を想定しても、時間がかかることが多い。

また、数値(売上や利益)として実現するとしても、時間がかかる。

 

 

この合宿は1泊2日だったが、食事と風呂タイム以外、

夜中まで延々、そして朝からも議論が続いた。

 

でも、不思議と疲れを感じなかった。

それより、みんなの目が輝きつつ、その時間を共有できたことが何よりも嬉しかった。

 

 

この合宿から、自分の会社に持ち帰ったことがある。

 

「四半期に一度、合宿をする。」

 

オフィス内での会議じゃなく、日常空間や日常業務から完全に隔離されて、

とことん自分達の会社の現状と今後の経営について議論する。

そして、しっかりと「やること(行動)」と「目標値(数値)」を見極める。

自分達自身を追い込む。

 

やる気のあるメンバーだからこそ、

これは、かなりモチベーション上がる。間違いないと思う。

 

戻ってすぐに、オフィスの壁にマーカーで書いてみた。

 

早速、うちのメンバーが、「なんですか、これ?」とニタニタ笑って聞いてきた。

 

そうだよな、ウチでもやりたかったんだろうな。そう、表情に書いてある。

 

今後は、経営サイクルを一段レベルアップする。どんどん回していく。

(でも、合宿は、キツイぜ。覚悟しといて、みんな。)

 

※合宿の翌日、16時間睡眠しました。もう若くはないのか。。

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野原健太郎

■株式会社スピリタスコンサルティング創業者兼代表 ■経営財務コンサルタント ■好きな言葉:「できた?」 ■嫌いな食べ物:「グリーンピース」 ■叶えたい夢:「史上最大のお祭りをやること。」 ■血液型:典型的B型

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