2014
09.15

オレってカッコいいんです理論。

代表

見知らぬ人が、当社のオフィスのドアを間違えて開け、
中を見た瞬間、即座に出ていくというビックリ事件が頻発している。

昨年はこんなことはなかったのに、今年は自分が知っているだけで3回もある。

なんとも不思議な現象だ。(→この対策は既に講じました。近日発表します。)

まあ、それはおいておいて、
ピンポン型の飛び込み営業の方がオフィスにやってくることもある。

当社のメンバーは異常に優しい(?)ので、
大抵、門前払いはせずに、話を聞いてしまっていることが多い。
そのやりとりを、自分は、ホワイトボード越しに耳を澄ませて聞いている。

特に、厚化粧おばちゃん(←勝手な想像)の場合は、ドア先でマシンガントークを炸裂させる。
かまずに良くここまで喋れるな~、と思うけど、日々の練習の賜物なのだろう。

オフィスに限らず、日々、いろいろな他社営業の場面に遭遇しているが、
みんなそれぞれタイプが違うので、毎回毎回、勉強になることが多い。

ただ、営業を受けた場面をざっと振り返ってみると、
表現は違えど、浴びせられる言葉はある程度、集約される。

・当社の商品は、ここが素晴らしいのです!
・当社のサービスは、他社にはない特徴があるのです!
・いまの御社の状況にはピッタリですよ!

なんて、営業トークを浴びせ続けられているのだ。

また、人材採用面接の場面では、

・私が加われば絶対にお役に立てます!
・私はこんなことに自信があります!
・私はここでは絶対に負けません!

言ってみれば、自分自身を商品と見立てた営業トークに近い。

もっとも、必要な場面で、当たり前のことをしているのだから、
何もおかしいことはない。

それなのに、

「自分はひねくれ者なんじゃないか??」と思わなくもないが、
こういう時、いつもちょっとした違和感を感じてしまうのだ。

この違和感って、一体何なんだろう・・・

と、しばらく考え続けた結果、勝手に名前をつけることにした。

それは、

「オレってカッコいいんです理論」。

最近、イケメン(特に、税理士)の方々と親交が増えてきているのだが、

彼らが、どんなに優秀で、ファッションセンス抜群で、猛烈に仕事ができたとしても、

「俺たちって、イケメンだからね。」

と言ったとしたら、世の女性はどう感じるだろうか。

また、若かりし頃、
ほぼ毎週、合コンと称する飲み会を開いてドンチャン騒ぎをしていた。

何回かに1回は、
「マジかよ~?!?!」と目を疑うほどの美女に遭遇した記憶がある。遠い昔です。。

そんな丸の内OLさんが、笑顔が可愛くて、スタイルが良くて、メチャクチャいい匂いだったとしても、

「私って、美人だからさあ。」

と言ったとしたら、世の男性はどう感じるだろうか。

そりゃあそうなんだけどさあ・・・
ああ、、、それを言わなかったら、最高なのに・・・

ってなことを感じてしまうはずだ。きっと。

さっきの違和感は、これに近いんじゃないか、と思うのだ。

営業の舞台では、
相手に商品やサービスを購入してもらうために、
商品やサービスをどんどんアピールしなければいけない。
(もちろん、その素晴らしさは事実だという前提で。)

でも、これをストレートにやりすぎると、逆効果になるかもしれない。

このジレンマと常に対峙しなければいけないのだ。

果たして、自分は、営業の場面でそんなことをやっていないだろうか?
ちょっと反省してみたりする。

反省しているだけでは進歩がないので、どうすればよいか試行錯誤して色々と試し続けている。
そこで、現段階で行き着いたプレゼンテーションの理想形というものを勝手に定義してみた。

それは、

「自分が言いたいことを、相手の口から発してもらうこと」。

アピールすべき点や、相手に伝えたい点を一生懸命に事前準備する。
しかし、最後の最後には、それを、相手(購入者)の口から発してもらう。
あたかも、誘導尋問しているかのように。

これを実際に遂行することは、そう簡単ではないと思うのだが、
全社的に、これを毎回意識してやってみることにしている。

さて、その難題をクリアするための肝は、どこにあるのか・・・!?

だんだんと見えてきたのだが、実践に実践を重ねて、
さらに検証を続けていきたいと思う。

(こういう実験って楽しいですね。実験台の当社メンバー、宜しく! 笑)

P.S 「自分から好きですと言った回数」vs「相手から好きですと言われた回数」。
改めてカウントしてみると、いい気付きがあります。ああ、青春時代って、素晴らしいっす。

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野原健太郎

■株式会社スピリタスコンサルティング創業者兼代表 ■経営財務コンサルタント ■好きな言葉:「できた?」 ■嫌いな食べ物:「グリーンピース」 ■叶えたい夢:「史上最大のお祭りをやること。」 ■血液型:典型的B型