11.06
木と影の関係
先日、とある事業計画を見ることがあった。
一目で分かった。
「数字を追っている。」
事業計画なのだから、売上を追う、利益を追うことはもちろん必要であるし、
それ自体は、何も悪いことではない。
最終的には、数字が達成できたか、否かの2つの結果しかないわけだし、
目標とすべき数値をいつまで経っても設定できない人より、ずっとずっと良い。
でも、数字を追っているだけでは、その数字を実現することは難しい。
数字と勝負する世界にいるのに、常にそう思っている。
数字は、”きっかけ”であってもいい。
数字は、”結果”であってもいい。
ただ、数字は、もうひとつの何かと対比しなければ、実現に近付かない。
これを、「木と影の関係」に例えて考えている。
◆木:価値
◆影:数字(売上・利益)
価値が大きければ、影が自然と大きくなる。
価値が小さければ、影は自然と小さくなる。
とても単純なことなのだ。
現実世界においては、影が一瞬だけ大きくなることもある。
これって、”偶然の成功”っていうのかな。
ただ、これだと長続きすることはない。
太陽の向きが変われば、結果的に影は小さくなり、
本来の大きさにしかならないから。
当社では、この「木と影の関係」をベースとして、
「数値と行動の両面から取り組む戦略マネジメント」をコンサルティングテーマとしています。
これまでに、いろいろな場面に遭遇してきたけど、
結局は、
練習しないで、勝つことはない。
行動計画がなくて、数値計画はない。
バットは振らなきゃ、ヒットはでない。
プロポーズしないで、結婚することはない。(だんだん論点はずれてきてるか・・・汗)
価値とは、「行動」の結果なのだ。
だから、何をとことん実行していくのか。
この事業計画を見ながら、この「とても当たり前のこと」を改めて自省した。
我々は、何よりも最優先し、「ぶっとい木」を出現させなければならない。
種を播いて、水をやり、葉を広げ、
枯葉を落とし、雨風にさらされながら、年輪を重ねていく。
そんなに時間はないのだけど、
着実に、焦りすぎず、ぶっとくしていこう。




