02.01
Kちゃんとの”ラブレター”
下駄箱を開いたら、そこに手紙が・・・。
いつもドキドキしていた、下駄箱の思い出。。。
今から約10年前の話。
僕には初恋の子がいた。
その名はKちゃん。(※今では立派な二児の母だ!)
小学校3・4年生の頃に同じクラスになり、
すっかり仲良くなった。
通っていた小学校は、
みんなそっくりそのまま同じ中学校に上がるので、
中学生になってもKちゃんとはずっと一緒だった。
中学生といえば、思春期真っただ中。
周囲では”カップル”という物が成立し始め、
「〇〇と〇〇、付き合ってるらしいよ!」なんて、
どこかのハリウッドセレブ並のゴシップが
学校中を飛び交うのもこの頃である。
そんな中学生の頃。
僕はKちゃんと付き合うことになった。
付き合うとは言っても、所詮は中学生のお付き合い。
平日は暗くなるまで、野球の練習があるし、
部活が終われば生徒会の活動。
そして土日は、終日野球なので、
デートらしいデートはほとんどしたことがない。
たま〜に一緒に帰るのが唯一の”デート”だった。
Kちゃんとは中学3年間、違うクラスだったから、
話をする機会なんてほとんどなかった。
当時は携帯電話も持っていないので、
Kちゃんと連絡を取りたくても、取りようがない。
ただ1つ、僕とKちゃんを繋ぐものがあった。
それが、”手紙”だ。
小さな紙に文字を書いて、
こんな感じ↓↓↓に折り畳んで、やり取りしていた。

いったい何通書いただろうか・・・。
(※画像:「14歳の世渡り術」より引用。)
この手紙を渡すのも、
周囲にはできるだけバレたくなかったので、
共通の知人(Nくん)が”渡し屋”となって、手紙を運んでくれたり、
下駄箱の靴の中に手紙を置いていったり・・・
なんて、微笑ましいことをやっていた。
この”手紙”が、僕とKちゃんをつなぐ唯一のものだったから、
そりゃぁもう、必死になって手紙の内容を考えた。
あまり大きな紙に書くと、折り畳めなくなるので、
手紙の大きさは限られてくる。
そんな状況の中で、
いつもこんな事を考えながら手紙を書いていた。
Kちゃんはこの手紙を読んだら、
・笑ってくれるかな?
・喜んでくれるかな?
・面白い!って思ってくれるかな?
・聞きたいことに返信してくれるかな?
・次会った時になんて言ってくれるかな?
無意識のうちに、
頭の中は常に”Kちゃんが主語”で動いていた。
”Kちゃんが主語”
昔は何気なくできていたことが、
まさに今必要とされていることなのだと、
最近つくづく思う。
メール、ブログ、Webサイト、セミナー、会話。
これらは、僕とKちゃんを繋いでいた”手紙”の役割でしかなく、
その”手紙”を通した向こう側には、
必ず読み手/聞き手である”Kちゃん”がいる。
一体、”Kちゃん”にどう思って欲しいのか?
どういう気持ちになって欲しいのか?
そのために、どのような言葉で伝えれば、
”Kちゃん”は、そのように思ってくれるのか?
”Kちゃん”の気持ちなくして、”手紙”は絶対に成り立たない。
昔みたいな”手紙”を書くようなことはもうないけれど、
やっている事の原理原則は昔と何1つ変わらない。
”Kちゃんが主語”
これに尽きるのだ。




